伯耆町


大山火山の安山岩熔岩が裾野面から突出しているものを「はまなんご」(浜灘言・浜灘宮)と呼んでいます。

見出神社は、祭神が少彦名命で、元は金剛童子社と言いました。

岩立神社は、樹令約200年と推定されている「モミの木」、「スギ」、「イチョウ」の巨樹群が、社を深く覆うことで有名です。

金屋谷から、大山寺参りの旧道を行くと左手に鳥居が見えます。

篠田清蔵という人物が中心となって開さくしたトンネル入口には、明治44年4月記念碑が建てられました。

山名、尼子、毛利の三氏の武将並びに大倉和泉守一族の墓と推定されています。

佐陀川ほとりにある名水の里「地蔵滝の泉」。湧きだす水量は大山有数の大規模なもので、平成2年には「鳥取県の名水100選」に選ばれました。

丸山集落には、雪降り積もる期間だけ、役僧たちの生活場として、代官所・丸山御役所と呼ばれる大山本坊西楽院の里坊屋敷がありました。

ここは平安時代の刀工、大原安綱(おおはらやすつな)による「大原鍛冶」の言い伝えで有名です。

地元特産の「八郷米(やごうまい)」で有名な「大原千町(おおはらせんちょう)」には、古来より「大蛇と大ムカデの伝説」が語り継がれています。

白鳳時代、日野川流域の大殿地区には大きな寺院(現在の福樹寺敷地内)がありました。

絶世の美女のお墓が、ここ大山の麓、岸本地区の小町にあると伝えられています。

新しい蒸気機関を利用し、当時の数倍の増産を計画したという製鉄工場。たたら文化を担う地として数多くの歴史を刻みました。

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