美しい日本の歩きたくなる道500選を行く

美しき日本の歩きたくなる道

太平記の舞台としてお馴染みの「潮風のみち」。こちらは、全国知事会などでつくる「美しい日本の歩きたくなるみち推薦会議」と社団法人日本ウオーキング協会が募集した、「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選ばれています。このコースには後醍醐天皇と名和長年(名和町の豪族)に関する史跡が多く点在。総距離13.7km。『太平記』に思いをはせ、里山から海岸へと一度に楽しめるコースをのんびり歩いてみませんか?詳しいルートはコチラ

◆コース案内◆

JR山陰本線 御来屋駅
(※以下主要なポイントを紹介)

1 後醍醐天皇 御腰掛けの岩

2 住吉神社

3 名和公園

4 的石

JR山陰本線 御来屋駅

※総距離13.7km


■JR御来屋駅 (みくりやえき)
明治35(1902)111日は、鳥取県ではじめて鉄道が開通した日。このときの開通区間が、物資の陸揚げ地である境港から、軍馬補充部を近くに持つ御来屋間でした。御来屋駅は、その当時の駅舎が今も現存。山陰鉄道発祥当時の面影を色濃く残す、山陰最古の駅として貴重なものです。平成14年には、山陰鉄道発祥100周年を記念して、旧駅舎を改修しました。


■後醍醐天皇 御腰掛けの岩 (ごだいごてんのうのおこしかけのいわ)
元弘3(1333)年に、隠岐の島を脱出された後醍醐天皇が、無事に名和湊(現在の御来屋港)に到着されたときに、しばらくの間お腰掛けになった岩と伝えられています。 30年ほど前までは海の中にありましたが、漁港の改修により、海面から1.4メートル持ち上げられ、現在では陸の上に位置しています。


■住吉神社
摂津の国にある官幣大社・住吉大社の分霊をまつってあります。後醍醐天皇が隠岐の島から御来屋に上陸したときに、ここに奉幣したという伝説があります。隔年の113日には、舟曳き神事(ふなひきしんじ)でにぎわいます。


■名和公園 (なわこうえん)
園内には、数百本の桜の木が植えられ、4月の開花時期になると、後方にそびえる大山や船上山にゆったりとたなびく霞が
連なり、その景観は桜の名所として古くから定評があります。また、園内から一望できる日本海の青さは、心を和ませるでしょう。


■的石 (まといし)
170センチメートル、横150センチメートルの大きな石。弓の名手であった名和長年が、弓矢の稽古をするときに的にした石と伝えられています。また、雨が降りやんだ後m太陽が照り出すと、石の表面に白く二重の輪が見えるという話もあります。



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