水生植物の植栽
土入れや置き石などが終わったら、水生植物の植栽を行います。睡蓮は、夏場の水温上昇を緩和し、メダカなどの水面近くを生活圏とする生物が、鳥などの天敵から身を守る隠れ家や、カエルやトンボが羽根を休める場所として重要です。クロ藻や、カナダ藻などの藻類は、酸素の供給や産卵場所になるため、少し多めに植栽しましょう。ハサミなどで適当な長さに切断したものを、ピンセットなどで土中に差し込んでおくと、春から秋にかけては、1ヶ月程度で数倍の長さに成長します。
水張り
植栽が終わったらいよいよ水張りです。底の土を巻き上げないように注意をしながら、ゆっくりと注水していきます。満水になったら、メダカなどの餌になるプランクトンやミジンコが発生するまで、1週間から10日程度放置します。