第2回竹でご飯を炊こう!
竹飯ごうには、真竹か孟宗竹の生竹を使用します。
4人(4食分)以上の場合は、太めの孟宗竹を使用しますが、2人(2食)の場合は真竹でも充分です。
真竹でも、2節分を使用すれば4人分になります。
今回は、一節で約2食分が炊ける真竹で飯ごうを作りましょう。
1.竹林に入り、太めで節間の長い竹を切り出します。
2.両節の外側を少し残して切断。(残す長さは、釜戸の縁にかかる程度に)
3.米と水の投入口になる部分に横に浅く鋸目を入れます。 ※ポイント切り取った蓋が取り易いように少し斜め内側に切り込みます。あまり深く切り込むと、水がこぼれますので要注意。
4.鑿などで、切り込みの端からもう一方の切り込み端まで繊維に沿って割ります。鑿の代わりにドライバーなどを利用しても簡単に割れます。
5.割り取った部分は、飯ごうの蓋として使用するため取っておきます。
さあ!これで青竹の薫り高い竹飯ごうの出来上がり。
少し不細工に仕上がった蓋も手作りならではのご愛嬌、
お次は釜戸に火を熾して炊飯の準備にかかりましょう。