美しい自然と安心した暮らしを大切にする[A&F自然生活]
vol.1 春の山菜
関東でも厳しい雪と寒さですが、2月は雪消月・仲春ともいわれるように、春の山菜の芽ぶき楽しみになる時期となりました。
春に顔を出す山菜といえば「ふきのとう」「つくし」「コゴミ」などが印象的です。
代表的な「つくし」なんかは、つくしご飯や煮物にすると、素敵な食感が楽しめたりします。
山菜の味といえば、とにかく素朴であったり苦みがあったりというのが、幼少の頃からの印象でした。実際、新芽ならではの柔らかさと野草らしい風味は、大人になってやっと分かる味わいなのかなと感じます。
特に、芽を出したばかりの若葉=新鮮というイメージは、昔から平凡な日々に少し加える清々しさを味にかかわらず楽しむことができたのでしょう
「“蕗の薹”味噌汁に入れて食はむとす春のはじまりとわが言ひながら」という古い詠でもあるとおり、春の山菜を食べる習慣は昔から季節の節目を生活に取り込む“文化的”なものでした。
この春先にあなたも是非、いち早く春を味わってみませんか?