HAPPY カラーは“黄色”
元気を運ぶシアワセのイエローカーペット
まだまだ大山の中腹より上は一面の銀世界。
でも・・・。
まだまだ冬の勢力が強いこの場所で、春の到来を待てずして芽生えようとしてくる「生命(いのち)」があります。
“小さな幸せ”という花言葉を持つ「菜の花」 。
雪に埋もれようと、冷たい風にさらされようとも、彼らはじっと耐え、春の訪れをそっと待ち続けるのです。
そして春の陽気に包まれる3月下旬。
すくすくと成長した菜の花たちは、自分達の育ての親でもある大山の下、その美しい姿を多くの観光客にお披露目します。
1本に与えられた「小さな幸せ」も、こうして多くの仲間とともに一面の花畑を描き出せばとっても「大きな幸せ」に。
見ているだけで、ついつい元気になってしまいそうな、そんなパワーを感じる訳は、彼らが育つそんな環境に秘められていたのです。
たった1本の草花だって・・・。
命の重み、大切さ、そして儚さを、ぜひ多くの人に感じてほしいと、彼らもきっと願っているはず。
そんな春の使者たちに、みなさんも“元気のパワー”をもらってみませんか?
※菜の花の名所は伯耆町「JR岸本駅前」、そして「植田正治写真美術館近く、丸山地区の畑」。