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続 PHOTO STAGE 〜出逢いの進化〜 2月19日 「桜の前に・・・ 春の足音を」

見上げれば、豪雪の大山。
ただ・・・、ふと目の前を見れば春の足音も・・・


大山では24年ぶりに積雪250cm超というニュースも流れるなど、2月になって厳しい冬の本領発揮。周辺は一面の銀世界に包まれています。
ただ、この時期になるとふと思い出すのが梅。
大山界隈の名所といえば、大山観光道路を大山方面へ入ってすぐにある「旧米子ハイツ」前の梅園ということで現在の状況確認に出かけてきました。
すると・・・。数あるうちのごく数本はすでに咲き始め(三分咲きってな感じでしょうか)ているではありませんか。
(※ただ全体的には未だ数本しか咲き始めていません。まだまだ見頃は先のよう)


真っ白な雪の下、真紅のつぼみが今まさに・・・
梅の花がついに咲き始めました


大山を奥に望み、雪の綿帽子をかぶった枝に咲く真紅の花びら。徐々にではありますが、まるで鳥たちが羽を広げるように、つぼみから花びらを広げ満開へ。厳しい寒さに耐え、大山の麓で今まさに咲き始めたばかりなのです。

「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

菅原道真が大宰府へ流される際に詠んだ有名な句ですが、東風(こち)とは一般的に春風のこと。この句が詠まれる春とは、二十四節気でいう立春(2月4日頃)から立夏(5月6日ごろ)を指しているとも言われ、そのことから察すると、厳しい冬の北風から、春の匂いを漂わせる東風を少しでも感じ始める時、梅の花も徐々に見頃を迎えるということなんでしょうか。

いやいや見た目は凍えるような寒さなのに、梅が咲き始めたってことは・・・。
春の息吹がすぐそこまで・・・? 
大山が真っ白に染まるこの様子を見て、何だか全く実感わきませんが・・・。