すでに10月末。
この1週間ほど前、普通ならこの時期、「紅葉はどんなもんかな〜」という話題が出るのに、山陰ではそんな兆候すら見られず関係者をやきもきさせていましたが、実は昨日スタッフが大山の各所へ移動すると様相が一変。この数日の冷え込みのおかげで美しく紅葉しているではありませんか?
それも昨年の“不作”を払拭する上々のスタート。
しっかり葉に色が付き、赤や黄色、橙などメリハリのついた本来の紅葉がまた帰ってきました。
となれば、見頃はいつ?
今でも山陰屈指の名所「鍵掛峠」は上記写真のような鮮やかさ(写真は10月28日(日)撮影)。
ただこのまま順調にいくと11月3日、4日ごろからピークを迎え、中旬ごろまでは鮮やかな紅葉グラデーションが楽しめることでしょう。
PHOTOSTAGEの際、多くの方と話していたこと。
それはこの紅葉のことでしたね。
「出逢い」から「再会」へ。
みなさんと次に再会できればいいな、と考えたのはやっぱり大山の山肌が緑から黄金色に染まりはじめる紅葉シーズン。
ぜひ自然がいっぱい詰まった、そして温かさがいっぱい詰まったこの美術館へ、大山へ帰ってきてはみませんか?
これは主役でもある5人の写真家のみなさんとも同じこと。
例え一緒にいなくても、この場所にいることで目の前に広がる美しい「秋」の時間を共有できるはず。
お待ちしていますね。
そして残念ながら前回の写真展に来れなかった方。
今の大山は一年で最も美しい時かもしれません。
美術館で、あの写真展の名残を残す「星に願いを」のグッズなども継続して販売中。
ぜひ秋の行楽にココ大山を選ばれてみてはいかがでしょう。
紅葉大山はきっとみなさんを無言の感動へと導いてくれるはずですから。
(写真は、植田正治写真美術館裏 福岡堤からの夕暮れ大山)