[水]のプロローグ

木谷沢  私たちの体の60%は水で出来ていると言われています。ヘルス・コンシャスなライフスタイルに注目が集まるいま、食事と同じように水の質にこだわる人が増えています。

 大山の天然水の秘密は、西日本最大級の面積を誇るブナ林にあります。縄文・弥生時代の昔から「神の居ます山」として固く守られ、奈良時代以降も山岳信仰の霊場として入山が厳しく制限された結果、現在のような豊かなブナ林が残っており、地中深くにピュアな天然水がたっぷりと蓄えられています。山麓の住民は、飲料水として、農業用水として、古代よりその恩恵を受けてきました。現在でも山麓地域の水道は、この大山の天然水を利用しています。妻木晩田(むきばんだ)遺跡の近くにある「天の真名井(あめのまない…高天原にある神聖な井戸の意味)」は、1985年に国の「名水百選」に選ばれたほどの質を誇り、一日に2,500トンもの豊かな水が湧きます。伯耆町丸山には「地蔵滝の泉」があり、2008年に環境庁の「平成の名水百選」に選ばれました。近年では、大手飲料メーカーのミネラルウォーターの工場が2つも造られるなど、全国的に高い評価を受けています。

 今日、私たちが何気なく飲んでいる水は、長い長い間大切に守られてきたブナの森があるからこそと思うと、心からその恵みに感謝したくなります。

<関連スポット>

大山のブナ林散策

大山一帯のブナ林は、西日本最大級の面積を誇ります。たくさんの雪解け水や雨水を蓄えています。初夏はブナ林散策にぴったりです!

地蔵滝の泉

「平成の名水百選」にも選ばれた恵みの水です。八郷水道(370世帯)に供給されるほか、約200ヘクタールの灌漑用水としても利用され、近隣の人々は大きな恩恵を受けています。

2010年03月03日

大山山麓には、神話が残り、豊かな緑に囲まれ、地元民の生活を支える名水ポイントが多数存在しています。この大山に湧く名水の良さは、かの大手飲料メーカーが全国の名だたる候補をおさえ、新たな天然水工場のポイントとして決定したほどの実力。名実ともに水を知る“プロ”からもお墨付きをもらっているのです。
2014年07月31日

奥大山の水が注目を集めています。その水には隠された秘密が・・・。


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