大山開山1300年祭の記念式典が開催された5月20日。
その前日夕暮れから朝にかけて、大山山頂では神秘的な3つの現象が同時に起こっていたことを知る人は、この時山頂にいた三人の人物しか知りません。
ブロッケン現象と霧虹と過剰虹。
この日、大山は夕暮れまでは霧の中、そして雨。徐々に晴れてきたものの、まだまだ山頂の東側では10m超の強風が運ぶガスが周囲を包み込んでいます。
そんなロケーションで生まれたのが、上記の2つの神秘的な現象。
これだけはっきり、そして大きく描き出される様は、1年通してもあるかないかの出来事。いや数年でもあるかないか。
まさにこの開山1300年を大山さんが祝ってくれていたのかもしれませんね。