今年の私のテーマは「砂丘を追いかける」。
そうこれまで県西部在住ということもあり、県東部に位置する砂丘へは頻繁に足を運ぶことはできませんでした。
私自身、地元のなかの地元、伯耆町に立つ「植田正治写真美術館」の存在もあって、植田先生の影響をたぶんに受けてきました。
「ueda-cho」と世界でも絶賛される被写体をオブジェのように描き出すその世界観は、大きなリスペクトとなって私なりの表現になっているのです。
そんな偉大なる植田先生が愛した鳥取砂丘。
今年は、より多くの砂丘の表情を切り取り、今までになかった砂丘常景としてみなさんにお届けできればと思っています。
今回はシルエット。
人物をシルエットで表現することで砂丘の存在感、そして動きのあるシーンをみなさんにお届けできればと。
ぜひご覧いただき、みなさんそれぞれに何かを感じていただけたらと思います。