「皆既月食@山陰・皆生」 12月11日

昨日の夜、「晴れろ〜」とか、「雲どけ〜」とか、「雨やめ〜」とか、そんな言葉を発しながら夜空を眺めた人、多かったんではないでしょうか。

皆既月食
(皆既月食の仕組みなどはこちら「Astro Arts」のHPをクリック)

月全体が地球の影に隠れることで起こる現象で、山陰では3年ぶり。
以前は確かほとんど見ることができなかった記憶があるので超久々なんて方も多かったんではないでしょうか。

しかしながら夜になってところどころで雨が降ったり、雪がちらついたり。山陰ならではの天の神様の気まぐれに翻弄されながら、じっと待っていると・・・。
雲の隙間から徐々に欠けていく月の様子を確認することができます。
そして23時30分。最大の月食を迎えた瞬間、いつもは美しい月が、何とも神秘的な赤胴色に変化。いやいや、こればかりは撮影するのを忘れるほどに感動的で、宇宙のロマンを感じる一瞬でもありましたね。
私は皆生海岸でこの撮影をしていましたが、ここ山陰は比較的街灯が少なく、天体観測にはとっても好条件のステージが整っているような気も。ぜひ次回はこうした状況を素晴らしい環境のなかで眺められるような観測会、いや撮影会みたいなものも実施できるといいのかもしれませんね。

ともあれ、次は12月15日深夜2時にピークを迎える「ふたご座流星群」。
こちらも天候に恵まれ、山陰ならではのパノラマの空でぜひ眺めてみたい。みなさんもぜひ寒さを我慢してでも外に出て流れ星の一つでも探してみてください。


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