「写真すること、伝えたいこと」 6月13日

先々週、先週の週末と、「植田正治写真美術館」が開催するフォトスクールに講師として参加してきました。

講師といってもそんな技術があるワケでもないので大したことはできませんが、私自身がみなさんに「伝えたいこと」、それは「写真することで見つける地元の素晴らしさ」。

そうしたことを地元に住む女性グループ、または子供たちに伝えることで、この地域に暮らすことを少しでも誇りに思い、この地域の日常がいかに恵まれているかに気付いてほしい。そんな時間をみなさんとともに共有していければと、オファーをお受けしている経緯があります。

普段何気なしに見ていた風景。
それがファインダーを通すだけでなぜか新鮮に見えてくる。
子供たちにとってもそれが新鮮だったのか、それともカメラそのものに興味津々だけだったのか(笑)、それは何とも言えませんがご覧のようなはしゃぎぶり、そして楽しそうな表情。
私たち大山王国が伝えたかった“こと”が、この時間ではある程度伝えられたのではないのかな、と自分なりには満足しています。

植田正治写真美術館はここ数年、地元とのコミュニケーションに熱心に取り組まれています。
「地域に愛される施設でありたい」。
そうした思いから実践されるあらゆる取り組みは確実に身を結び、確実に成果をあげられているのではないでしょうか。

美術館では、そうしたオファーを積極的に受けられているようなので、ぜひ一人でも多くの地元民が“写真”を通じ、地元の魅力を理解すると同時に、この施設の素晴らしさを知るように。こうした活動を通じ広まっていくことを願うばかりです。


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