鳥取県から次世代産業を世界へ。
そんな合言葉とともに今県内で話題を集めるEVタウンの推進(電気自動車普及促進)。
その事業の一貫で行なわれているのが、県とレンタカー事業者の連携による電気自動車のカーシェアリングで、県は公用車として率先利用するとともに、レンタカー事業者を通じて広く県民と観光客への活用促進を図るというもの。今後はインフラ整備のため、電気自動車の充電設備を整備する事業者に対して助成を行っていくそうです。
そしてそして、そのEVタウン推進事業でカーシェアリングしている電気自動車(EV車)「三菱i-MiEV」がわが大山王国の元へ。県の担当者の粋な計らいでなんと試乗させてもらえることになったのです。
とりあえずは撮影をということで女性スタッフをモデルにいざ大山へ。
緑深いブナの森のなかを走るEV車をひと通り撮影した後、ありがたいことに私自身も試乗する機会を設けていただき、ワクワクした気持ちをおさえ初体験となるEV車でのドライブ。
パワー的に大山パークウェイ(PW)のアップダウンは大丈夫なの?なんて心配はありましたが、なんのなんの、ストレスを感じるどころかむしろ快適なほどの加速、安定性。さらに坂道を下る際、自動的に充電しパワーを蓄積するシステムが組み込まれていることに二度ビックリ。まさに環境にやさしく機能性にも優れた未来型の車という訳ですね。
それと圧巻だったのが、その静かさ。
加速してもスゥーとのびていく感じで、気がつけば“こんなにスピード出てての?”と想うほど。はっきり言えば実際走り出すまでエンジンがかかっているのかどうかもわからないというぐらいにその気配をいい意味で消してくれています。
素晴らしい自然に彩られた大山パークウェイ。
自然をリアルに体感すべく、この道のポテンシャルの高さをPRしているわけですが、まさにEV車ほどこのルートにピッタリな車はないのではないかと感じるほどに、運転していて自然との一体感を感じるエコドライブ、スロードライブを満喫することができました。
車窓全開で走れば、それがエアコン代わり。
眩しい緑を瞳に焼付け、静かなエンジン音のなか聞こえるのが森に生息する小鳥達のさえずり。木々の香りに癒され、ブナの森が放つマイナスイオンにリラックス。
EV車での大山PWドライブこそ、自然を五感で感じるにふさわしい車なのかもしれませんね。
地方のチャレンジを掲げる平井知事。
鳥取から世界へ。そんな夢をのせ、今EV車は元気に走り始めています。
詳しくは、こちら鳥取県の公式ページを