「苔色づく妖精の森」 4月26日

足元にたっくさんの命の誕生を発見できた「木谷沢渓流」。

森全体をこうして撮影してみると、まだまだ新緑にはほど遠い状況のなか、川の流れに美しい曲線美を与える無数の岩につく苔の緑がホントに鮮やかに感じられます。

そういえば・・・。

以前、ここを早朝に撮影していた時のこと。

たぶん地元のボランティアの人であろうと思いますが、たった一人ゴミ袋をさげ、森の清掃活動に精を出していらっしゃいました。

ワタシを見かけると・・・。

「ご苦労さんです。木谷沢キレイでしょ?ぜひこうした風景を守る意味でも、苔の上とかに乗らないように気をつけてくださいね。ぜひご協力を」ってやさしい笑顔で語りかけてくれました。

注意するではなく、日常の「おはよう」といった挨拶に続くごく自然の会話のような感じで・・・。
それが何だか心に響きましたね〜〜。

観光って「もの」ではなく「人」。
こうした人とのコミュニケーションこそがその地域を知る、地域にほれる、またリピートする一番のツールだと私達は考えています。

「あの人に逢いたい」
「あの人がいるから」

こうした人たちに愛されて・・・。
江府町の資源でもある木谷沢はきっとこれからも守られていくのでしょうね。


Ads by Google