秋から冬へ。
昼夜の寒暖差がはげしくなるこの季節。
山陰の一部の地域では、目静まった深夜から目覚めの時間となる早朝にかけて見事な雲海を目にすることができます。
案外、雲海って普段の生活の中では気付かないこと。
というのも雲海が発生する麓のエリアに住宅が密集しているため、雲海の下で暮らす日常では「曇り空?」なんて感覚にしかならず・・・。
こうして峠や山の中腹に出かけてみて初めて「すんごい風景だ」だと気付く人も多いのではないでしょうか。
このエリアにも雲海の名所は数あれど大山と雲海を眺めるポイントともあるとある程度限定。
今回紹介する明地峠はまさに大山と雲海というロケーションを眺めるいわば知る人ぞ知る名所の中の名所ですが、この日の雲海は地元の人にして「一年に一度あるかないか」というほどにハイビジョンな姿を届けてくれました。
確かに私も何度も出かけてますがこれだけ南壁がくっきり細部まで確認できたことは過去にありません。
ホントに素晴らしい。
言葉に出来ないとはまさにこのことかもしれませんね。