これは先週の日曜日のおはなし。
快晴のこの日、大山は美しい雄姿を自らの存在を誇示するかのようにお披露目してくれました。
まさにハンサム大山。
で、夕暮れの南壁。奥大山スキー場から鍵掛峠にかけ、たった一人ブナの森のスノーウォーキングへ。
見るものすべてが新鮮なロケーション、静寂に包まれる冬の森を歩く行為は、私を非日常の時間へと誘ってくれます。
そして鍵掛峠。
グリーンシーズンや紅葉シーズンは駐車場がいっぱいになり多くの人で賑わうこの大山屈指の絶景名所も、当然のことながらこの日は誰もおらず。
ご覧のような夕暮れの絶景をひとりじめ。最高のステージとなったことは言うまでもありません。
夕焼けに染まる南壁。
いや〜〜、言葉にならない感動です。
その後、空は夕暮れから暗闇へ。
一抹の寂しさを覚え空を見上げると、今度は満天の星空が大地に降り注ぐかのように迫ってきます。
街灯もない冬の森だからこその絶景。
大山の冬の感動、大山の四季の素晴らしさを改めて教えられたような気も。
スキーやスノボだけでなく冬のこうした風景をちょっとしたフットワークと気づきの時間で楽しむことそのものが、山陰で暮らすことの素晴らしさ、誇りにつながるのかもしれませんね。