2009 大山・山陰絵日記 「〜2000本のたいまつ行列〜 2009 大山夏山開き祭」 6月9日

霧の中で・・・
霊峰大山を象徴する背景にて今年の大山夏山開き祭はスタート。
ただ、初日のクライマックスとなるたいまつ行列の直前、周囲の視界を遮る霧のカーテンがとれ、大神山神社奥宮の境内から博労座を流れる炎の川をはっきりと確認。
見る人の感動を誘っていましたね。

2000本のたいまつ行列。
一年に一度だけ、大神山神社奥宮の日本一長い自然石の石畳参道を流れる炎の川。いや〜、何度見ても感動する大山初夏の風物詩です。

またこの日はもう一つ自然の偶然が描き出すドラマがありました。
それが大山のうっすからとかかる雲から顔を出す満月間近の月。
たいまつ行列と月と大山。
これほどまでの風景はここ数年観たことがなく、こちらはステージに立った鳥取県の平井知事が「みなさん、ご覧ください。あの月を」と興奮気味に話された通り、素晴らしいシーンを私達に届けてくれました。

神様の粋な演出をするもんです。

そして2日目。
この日の主役は島根県出身のシンガーソングライター、あの浜田真理子さんの屋外ライブ。
生ピアノによる生歌。
大山の山麓に響く彼女の歌声に心を打たれ、じっと聞き入るお客さんの表情がこの時間の素晴らしさを物語っていました。

ありがとう。
こうした時間を演出してくれた浜田さんはもちろん、こんなシナリオを用意するために奔走されたスタッフのみなさまには本当に感謝です。

こうして大山にも本格的な登山シーズンが。
新緑に囲まれた大山へ、ぜひみなさんもお越しください。


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