高原リゾートのイメージが強い蒜山の別なる一面、それが天孫降臨伝説、高天原伝説などといった
古の神話。
そんな舞台の一つとして数えられるのが、天照大御神のお隠れになったと伝えられる
「天の岩戸」、その天照大御神を祭神とする
「茅部神社」で、春ともなれば神社へと続くまっすぐの参道を中心に満開の桜のトンネルが訪れる人を魅了します。
4月19日には、
「天の岩戸さくらまつり」が開催され、桜吹雪が舞う最高のタイミングのなか、体験乗馬、ステージ演奏、子供みこしといったイベントを開催。
とにかくこの場所のロケーションは素晴らしく、特に800m続く参道は、映画の1シーンにも登場しようかというほどの美しさで、
乳母車をひきゆっくりと歩くお婆さん、
自転車に乗り賑やかに参道を疾走する子供たち、
そして絆を深め合いながら笑顔で並木道の思い出を刻み込む親子、
桜のステージでは、様々な名シーンが展開されていきます。
普段見かけるリゾートゾーンとしての蒜山ではなく、地元の伝統、蒜山に根付く日常をしっかりと感じることのできた時間はとっても貴重。
また来年、ぜひこの並木道に戻ってきたい、そう心から感じました。