2009 大山・山陰絵日記 「雪国列車」 1月6日

トンネルを抜けるとそこは・・・
神に守られし雪国だった


昨日、お届けした日野川沿いの雪の風景。
実は真の目的は・・・。
これからご紹介する雪の中を走る伯備線の列車。

真っ白な中を駆け抜ける「特急やくも」、そしてローカル列車の雄姿は、何だかとっても懐かしく、癒される時間でもあるんですよね。

というのも、列車内では・・・。

久々の帰省で故郷を目指す人。
再び家族と別れ、現実の日常へと戻っていく人。
新年早々、夢を抱え都会へと旅立っていく人。
正月の雰囲気に浸ることもなく仕事に生きる人。

それぞれに抱えた想い、ドラマがきっと存在していて、きっとこの風景を瞳に焼き付け、「サヨナラ」の別れを告げる人「ただいま」とホッと心穏やかに帰省する人「頑張るぞ」と雪国の癒しの風景にリフレッシュする人、いろんな時間を想像することができるからなんです。

ただ・・・。
たとえ違った想いを抱えていても、車窓から見る風景はみんな同じ。
外に広がるやさしい雪国の情景は、きっとみなさんの心の奥深くに何かを訴えかけるはず。

雪国を走る列車には、そんなことをイメージさせる何だかドラマチックな時間があるって思いませんか。


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