大山・山陰絵日記 「大神山神社 本社 花菖蒲の今」 6月25日


古刹を彩る初夏の風物詩
その花たちが今・・・朽ち果てた姿に


米子市尾高にある大神山神社 本社
この古社がひと際注目を集め、多くの見物客で賑わう時期があります。
それが6月中旬、境内の一角に咲く「花菖蒲園」
同じくして満開の花を咲かせる梅雨の花「アジサイ」との競演は、見るものをしっとり和の風情に。多くの人の目を楽しませてきました。

ただそれも昔のはなし・・・

管理者の高齢化などから手入れが難しくなり、「見学できるのは今年が最後」と伝えられたのは2年前
その後、なかなか訪れる機会がなかったものの、久々に足を運んだ先に見たものは・・・。

何とも悲しい光景でした。

ポツリ、ポツリと最後の力を振り絞るように咲く花菖蒲が何とも寂しげで、そこには栄華を極めた後の儚い時間が・・・。

もちろん、様々な要素を考えればいたしかたないのは事実なんですが・・・。
込み上げてくるこの思いは何でしょう。

う〜ん。
まずは上記の写真をご覧ください。
2年前、美しい花を咲かせていた時と今の花菖蒲園の風景です。

この風景を見て、みなさんはいったい何を思いますか・・・。


あとのことはこの私に任せて・・・
境内に描き出される梅雨空アート


花菖蒲がこんな姿に・・・。
とは言っても悲観することばかりではありません。

その分を補うかのように、今梅雨空とコラボした美しい紫陽花(あじさい)の花が満開。

紫陽花のお寺といえば松江の月照寺が有名ですが、ここ大神山神社もそれに負けず、こんなにもたくさんの紫陽花が境内各所で咲き誇っています。

(所在地)鳥取県米子市尾高1025
(電話)0859-27-2345
(関連ページ)http://www2.sanmedia.or.jp/oogamiyama/(MAPも掲載)


Ads by Google