大山・山陰絵日記 「郷寂」 6月18日


「郷寂」。

これ造語です。何て読めばいいのか?・・・、私にもわかりません。
でも・・・、この写真を表してる言葉のようにも思えるのはなぜ?

のどかな田舎の夕暮れにあって、自転車に乗り家路へと向かうお婆さん。
一見微笑ましくも、懐かしくも思えるのですが、一抹の寂しさをおぼえるのはなぜでしょう。

単に夕暮れの時間が物悲しいからでしょうか?
いやいや、私自身が子供の時に過ごした、故郷の風景を思い出したからでしょうか?
遠くにいる家族を思い出したからでしょうか?

ならば、この風景。
ぜひここ故郷・山陰を離れ、遠方で暮らす人々に見てほしい。
そんな一枚です。


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