神の陽を拝む6月こそ
大山〜美保関の神在月?
国引き神話、国譲り神話の舞台・美保関、神在ます山 霊峰・大山。
この2つの場所には、共に今の時期だけしか見られない奇跡の時間があることをご存じですか?
「神の陽」。
スタッフはこう名付けました。
夏至間近の6月。
まずは
美保関の美保関灯台裏手にある「地の御前」へ。
午前4時30分ごろから空が明るさを増し、そして・・・
一年に今の時期だけ、鳥居の真ん中から美しい朝日が立ち上ります。
まさに「ご来光」。神様の目覚め。鳥居の向こう、境内もない海に向かって、まずは朝の一礼。
そして陽は上がり、山陰を明るく照らすつつ、日は傾き夕暮れへ。
大山の北壁側、その昔「神の域」との境界線とされた
「金門」へ向かいます。
午後7時20分ごろから空が一際オレンジ色に輝きはじめ、西の方に目をやると、
金門のわずかな隙間、遙か向こう美保関のある島根半島に沈む夕日の姿が。
これも今の時期だけ。
高い岩壁の狭い隙間に陽が沈む光景もまさに神秘的。
今度は西の空、そして振り向いた先にそびえる大山に向かって一礼。
こうして一日が終わりを告げます。
出雲の神在月が10月なら、ここ大山〜美保関の神在月は6月?そう思えるほどに奇跡的な時間を見届けることができるのです。あなたもその証人へ。
そして最強のご利益をもらいに、ちょっとばかり早起きしてみませんか?