大山・山陰絵日記 「関の朝」 5月17日 


えびす様の長〜い一日のはじまり
神話の舞台に、「陽はまた昇る」


島根半島の最北端。
美保関灯台も立つ地蔵埼にこの日も美しい朝日が昇りました。
灯台の裏、鳥居のみ鎮座する「地の御前」では、えびす様がこの場所へ早くも居座り、通り過ぎる船の安全をそっと見守っているのでしょうね。


夜明けと共に勤務交代?
灯台を照らすオレンジ色の自然光


えびす様からバトンを受け?、夜の海の安全を任される美保関灯台
半島の先っぽ、100年以上に渡ってこの場所を行き交う船の目印となってきました。
そんな灯台の役目を引き継ぐかのように、遙か彼方、水平線に立ち上る朝日が灯台をオレンジに染め上げていきます。

「おつかれさま」。
そんなメッセージとともに空が明け、静かな港町・美保関にも爽やかな朝がやってきます。


こんな作品を車窓から
夜明け前、海岸線に描かれた“動くアート”


境水道大橋を越え、車は海岸線を東へ。
その途中、窓の外に広がる日本海と大山のコントラスト。そして主役を引き立てる様々なオブジェたち。
こんな風景を車窓からの幸せな時間。
夜明けが近づくにつれその表情、色彩美を刻一刻と変化されるその様子にきっと見とれてしまうに違いありません。


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