大山・山陰絵日記 
「夕空へのフライト 海に敷かれた滑走路」 5月15日 


@米子城趾
日没前30分だけに現れる道


夕風がひんやり冷たい午後7時前。
360度を見渡す米子城趾から中海を眺めていると、海の上に突如現れるオレンジ色の道。

そこだけスポットライトが当たったかのように照らし出され、私たちを導くかのように美しい道が浮かび上がります。

その姿はまさに天空へと続く滑走路。
行き着く先には、偉大なパワーを放ちながら日没を迎えようとする夕日がありました。


ようこそ夕日の美術館へ


また会いに来ました。
いつ来ても、いつ見ても、毎回違った作品で迎えてくれる自然のミュージアム。
刻一刻とその姿を変える様は、まさに“動くアート作品”。
画材では描き出せない天然の色彩美。
自分の瞳だけに焼き付けてはみませんか?


ありしの日の米子城を思い・・・

先ほどまで眺めていた美しい夕景の舞台「米子城趾」。
もちろんその場所には・・・、すでに城郭はありません。

ありしの米子城を思って、つい足を運んだ場所。
それはその原形を忠実に再現したというお菓子の壽城
夕日に照らされシルエットで浮かび上がるお城のフォルムに、当時へとタイムトリップ。
繁栄の時間を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。


〜夕日の美術館 and more〜
2008年05月15日


クライマックスは日没間際の30分
春の夕暮れ、心に響くドラマがありました

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