大山・山陰絵日記 「山のごちそう」 4月20日 


実はこんな風に育ってます
春の匂いに誘われて 大地の恵みもお目覚めのとき


先日、とある農家のお母さんに呼ばれ、自らが所有する山に出かけていきました。
そこで見たもの。
それは土からニョキッと元気に顔出すタケノコ、ほだ木に成長したジャンボ椎茸、そしてピリリと小粒な山椒に、その他諸々・・・。
いや〜、大地の恵み、大山の幸が盛りだくさん。
しかもこれ、その方の家の裏山。
こんなにも生活に密着した場所にあって、こんなにも贅沢な山の幸が収穫できる。

これって地元の人にとってはごく当たり前のことでも、タケノコが、椎茸がどうやって育つかを知らない都会の子供達(いや大人も)にとっては、まさにサプライズなできごと。

食べるだけじゃなく、
「こうやって成長するんだ」と知る喜び、そして自ら収穫する喜び

そんな自然体験って実は学校では学べない「自然教育」、いや某テレビ局の番組タイトルを借りれば「世界一うけたい(うけるべき)授業」の1つなはず。

ぜひ恵まれた環境をもう一度再確認し、各ツアープログラムや地域の取り組みの場に積極的に取り入れていってほしいですね。

農家、農業という言葉、職業を消さないために、
「田舎」としてくくられるこの地域が生き残るために、
きっと必要なことなんだって切実に思います。


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