静寂のあと・・・
深い眠りから覚める直前の奇跡暗闇から・・・
町の明かりが1つ、また1つと灯りはじめ、平穏な一日がこの日もはじまろうとしています。
伯耆富士のフォルムだけが薄っすらと浮かび上がる夜明け間近の大山の上、見上げるとパノラマの空が徐々に青くなり、日の出が近づくにつれ徐々に赤く染まる様は、一日の中でわずか数分だけに描き出される「赤と青の奇跡」。
まるで絵の具で染めたかのような色彩美を、自然のままに眺めることができるのです。
目覚めの時・・・
朝日が名峰を映し出し、大山に“命”が吹き込まれます
山の陰からオレンジの光とともに顔を出す朝日。
思わず息をのむこの光景は、何度眺めようとも心洗われる瞬間。
そして陽の光が大山を照らし、美しい姿が披露され、
大山にまた今日一日の“生命”が吹き込まれるのです。
山の神の目覚めとともにはじまる一日。
神々のふるさと山陰だからこその朝がこの場所にはありました。
大山に向かって「おはよう」。
そんな挨拶から、この地の朝はスタートします。