祭りの後の静けさのなか・・・
思い出の場所で、変わらない大山の雄姿を
朝の大山は今年一番の美しさ。
昨日までの降雪により、またまた薄っすら雪化粧。より磨きのかかった白肌美人をお披露目していました。
さて、本日の一枚目は私たち大山王国にとっても忘れられない場所
「植田正治写真美術館」から。
昨夏に開催された
「PHOTO STAGE II 〜出逢いの記憶〜」。
この写真展では、主役でもある福山雅治さんをはじめとした写真家のみなさんなど今回も数多くの出逢いがあり、そして多くの笑顔が弾けていました。
ただ、今の姿は・・・。
あの賑わいが嘘のように人影もなく、まるで“祭りの後”のように周囲一帯が静まりかえっているのです。
写真展は、今年4月から5月にかけ
「PHOTO STAGE III(仮)」として場所を変え
長崎県美術館にて開催。
被写体・福山雅治さんが活動する「東京」から、彼の写真の原点である第二の故郷「大山」へ、そしてその続編として選ばれた場所が、彼の生まれ故郷であるこの「長崎」だったのです。
私たちが伝えた多くの笑顔が、今度は遠く九州の地で。
多くの再会があり、新たな出逢いがあり、そして笑顔がある。
そんな時間を今から待ち望んでいます。
大山を中心とした広大な裾野
偉大な山容を対面の高台から・・・
午後からは徐々に雲行きが怪しくなり、足早で大山を高台から望むビューポイントへ。
この場所に来ていつも思うこと・・・。
それは、この周囲の地形がすべて大山を起点に作り出されているのだと実感できること。それだけ広大な裾野の中心に大山があることを、この場所からしっかりと確認できるからなのです。
出雲神話とも関わりが深い「神在ます山」。
ぜひこの地域に住むあなたは、自分の住む町の歴史を一度じっくりと掘り起こしてみませんか?そして身の回りの人にいろいろと聞いてみませんか?
生きた教科書は、実はみなさんの目の前にいるのです。
誰かって?
それは山麓の歴史を数十年支えてきたお爺ちゃん、お婆ちゃんたち。
いつもなら退屈な話でも、よく聞けば「へぇ〜」と思えるトリビアがいっぱい。
まずはそんなことから「地域を知ること」をはじめてはみませんか?
厳しい冬の証がココに・・・
大山のオアシスを包み込む氷のカーテン
大山レークホテル裏手、リゾート気分を演出する大野池の畔に。
この辺りになると雪も深く、ほとんどの人が足を踏み入れていないため新雪の感触を楽しむことができました。
所々に動物の小さな足跡も残り、厳しい寒さを生き抜く動物たちの軌跡をリアルに感じることも。
そして水辺へと近づけば、水面が凍ってことに気づかされ、改めて大山の厳しい寒さを実感。
自然の大きさと厳しさを、ココ大山のオアシスで知ることになりました。