大山・山陰絵日記 「澄み切った青空の下 待望の初“大山”」 1月6日


1月6日(日) 晴れ
今年初の快晴。これまでのすっきりしない天候がウソのように、朝から雲一つない真っ青な空に包まれた日曜日。
ホワイトドレスを身に纏った美しい大山の雄姿が、今年初めてお披露目されることになりました。
正面大山橋から見た伯耆富士、そして里山の冬を象徴する江府町御机付近からの大山南壁、いずれとも真っ白な山肌の姿にただただ息をのむばかり。改めてこの場所に住む自分自身を誇りに思う瞬間でもあります。


昭和のシンボルでもある米子市の日野橋。
橋の向こう、うっすらとそびえ立つ伯耆富士の風景は、まるで蜃気楼のように浮かび上がる神秘的な幻影のよう。
そして大山ペンション村を溝口方面に抜けた場所に走る一本道。この道は昨年国土交通省が募集した中国地方の「私が好きな道」でなんと第3位に輝き、その理由としては「銀河鉄道999のレールを置き換えたよう」とのコメントも残されているそう。その道の先、終点となる大山にはどんな未来が待っているのでしょうね。


江府町が誇る2大ゲレンデ。
南壁を望むダイナミックなゲレンデは、シーズンインを心待ちにするスキーヤーなどで賑わっています。

まずは、奥大山スキー場
南壁に向かって延びるリフトの先、待つのは変化に富んだ4つのコース。
春を思わす陽気と真っ青な空の下、元気に初滑りを楽しむ人たちの爽快な表情が何とも印象的でした。


そして、鏡ヶ成スキー場
こちらでは、とんがり帽子のように尖った「烏ヶ山(からすがせん)」を眼下に望みながらの滑走を満喫。
真っ白な世界に包まれてのリゾートタイムで、充実した冬の一日を過ごすファミリー、カップルに出逢うことができました。

いずれのゲレンデも駐車場から徒歩すぐ。
リフト待ちもほとんどない穴場感、そしてゲレンデを独り占めできるかのような開放感が魅力的なスキー場です。


ゲレンデの主役たち


ジャンプ台を舞い、大空に羽ばたくボーダー、
急斜面を自らの軽快なターンで滑走するスキーヤー、
思い思いに主役を演じる白いステージのアクターたち。


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