今回のテーマは大山の裾野が見渡せる場所。
山があって、その裾野に町並みや海や川がある風景。
そんな三大名所をみなさんにお届け。
それが、
母塚山(はつかさん) (南部町)
鬼塚山(きずみやま) (伯耆町)
米子城跡(よなごじょうし) (米子市)
普段私達が見る大山は、見上げた頭上にそびえる大きな山のイメージ。そして圧倒的な存在感。
ただこうして大山と同じ目線、正面に立ちじっくりと裾野までを眺めていると、いかに雄大で、いかに裾野が広い山であるかがとってもよくわかります。
そしてその隣に広がる海との関わりも。
こうして裾野を観察するとなだらかになった部分に日本海があり、大山のミネラル、山の栄養分を含んだ雪解け水などが川となって海に流れ出していることから、いかにこの美保湾がいい漁場であるか、豊富な魚が育つ環境にあるかを察することもできますね。
もちろん、単純にこうした場所から眺める風景そのものも素晴らしい。
いずれも穴場のポイントで、行き着くまでに多少の困難は必要で、さらにこのようなクリアな大山に出逢うには、少しの運と、少しの忍耐と、少しの時間も必要ですが、それだけ苦労しても見るだけの時間がそこにはあります。
ぜひ雄大な大山の裾野、ご覧になってみてくださいね。