大山・山陰絵日記 「粟嶋神社と中海の夜明け」 11月5日

米子に鎮座する高台の社でスピリチュアルな夜明け

夜明けへのプロローグは米子市の古社、粟嶋神社から。
真っ暗な境内へとたどり着き、そして見上げるほどに急な石段187段を駆け上がれば、そこに鎮座する小さな社。
大国主命こと大黒さまと共に、国を開いた神「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が祭られ、「八百姫宮」と伝えられる長寿の伝説が残る由緒正しい古社。
そんな場所で徐々に明ける空を待ちつつ、スピリチュアルな空気に包まれ、こんなシーンを撮影しました。
朝焼けの赤と空に浮かび上がる社。何とも幻想的ですね。

そしてそこから眺める中海の朝。
米子港へと徐々に移動しながら、真っ赤に染まる海と名峰大山の姿が目に飛び込み、海のから発せられる霧が水面を包み込む様子は秋の深まりを私たちに伝えてくれます。
こうしてまた一日、厳しい冬への軌跡を刻んでいくのですね。


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