大山・山陰絵日記 
「時のお殿様も天守閣から・・・ 雪の松江城」 2月16日


開府400年、歴史と共にある城下町の雪化粧
変わることのない伝統美は、今も変わらず人々を魅了する


堀尾吉晴が5年の月日を費やして作らせた名城・松江城。
幾度となく繰り返される城下町の雪化粧は、開府400年経った今もなお、その美しい景観美を誇らしげに披露してくれています。


全国に現存する12天守の1つ、山陰では唯一
天守閣は今もなお、松江の地を見下ろしている


全国に12ある天守閣のうち、この松江城天守閣は大きさ(平面面積)では2番目、高さでは3番目(約30m)、古さでは6番目。
お堀端より望む天守に、城下町の誇りと歴史の重みをひしひしと感じ、歴史を辿れば今まで知らなかった松江の魅力に改めて気付かされます。


歴史を重んじ、伝統を継承する
不昧公、小泉八雲・・・、偉人たちと共に歩んだ400年


初代藩主・堀尾吉晴が残した優美な松江城、そして漆黒の天守。
その後、七代目藩主・松平不昧公により伝統文化が築きあげられ、現代へと伝えられた茶の心。
そして明治の文豪・小泉八雲が書物にしたため、彼自らも街並みを愛し続けた城下町の風景は、400年経った今も訪れる人々を魅了し続けているのです。


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