削って、磨いて、手になじませる
ご飯がさらにおいしく? 食卓を彩る「マイ箸」作り体験!
林桂子さんによるワークショップ「みつろうクリーム&キャンドル」作り体験に続き、大山が送るもう一人の匠。
それが、大山山ろくで活躍する
木地師・岸本和彦さんによるマイ箸作り体験。
実は「マイ箸」、近年の環境に対する日本人の意識の変化から首都圏ではちょっとしたブームの兆しを見せているようで、とある店舗では専門コーナーも設けるほどに。
今回はそんなマイ箸を自分で作ろうというもので、桜の木を使い、削っては磨き出来上がったのが、この世にたった一つ、自分の体の一部になったかのようにフィットしたオリジナル。
木に自分の命を吹き込んだ1本は、きっと食卓に華を添えるものとなり、その箸で食べた料理は、何だか不思議とおいしく感じそうな予感がしませんか?
大山がつなぐ国境を越えた交流
忘れかけた伝統を受け継ぐ気持ちに一石
写真にもあるように、今回の「マイ箸作り」体験には遠く外人の方も参加されました。
というのも彼の作業をやさしく見つめる女性が実は米子市出身。
オーストラリア出身の彼がモンベルのウインドウに貼られた「Daisen」の文字を偶然に見つけ、引き寄せられるように来場されたのだそうです。
何だか、これって運命?
大柄な体とは対照的な繊細な作業にも器用に対応する彼。
日本の伝統、文化をスポンジのように吸収しようとする姿勢はとっても好感がもて、その一方でこのことを忘れかけているわれわれ日本人に、改めてその大切さを問いかけてくれたような気もするのです。
今来れば、こんな催しやってます
【 詳細プログラムはこのページで 】
アクセスやショップ情報については
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〜次回予告〜
いよいよ29日は最終日。大山町長とモンベルCEO辰野さんとのトークセッションなど、様々な話題からフィナーレの様子をお届けする予定です。