[レポート] 万灯、花火、パレード・・・ 「2008年 米子がいな祭」

約8000発が中海に咲く
祭りのフィナーレ、大花火大会


米子がいな祭りのフィナーレを飾る県内最大規模の大花火。今年の見どころは、1尺玉の大きな花火35発と、柳型の花火の大玉「スターマイン」の打ち上げで、今回は打ち上げポイント「米子港」を見下ろす米子城趾より撮影。夜景と花火の競演についついシャッター押すのも忘れるほどに見入ってしまいました。

初日の夜を淡く照らす「がいな万灯」
9月には国境を越え、お隣り韓国でも披露

米子駅前の大通りがこの一夜限りは歩行者天国となり、暗がりとともに明るく灯る巨大な万灯の列が大行進。各チーム名が描かれた提灯をできるだけ上に、上に見せようと力を振り絞り天高く持ち上げます。中には重みに耐えきれず倒してしまうチームも・・・。
そのたび沿道からは大きな声援が上がります。
この万灯、今年は韓国・ソウルである文化交流イベント「日韓交流おまつり」に初出演するとのこと。万灯の火が日韓の友好の架け橋になることを期待しましょう。

地域のパワーが「やんちゃパレード」に集結
泣いて、笑って、ここでは誰もが舞台の主役


今年最高となる37度を記録した初日の午後、米子歩行者天国と化した駅前通りでは、そんな暑さにも負けない熱気に満ちたパレードが行われました。このパレードには、地元より40チーム以上が参加。「YOSAKOI」をベースに、華やかな衣裳、そして各チーム創意工夫された踊りを駆使し、通りをパレードしていきます。
なかには米子市長の姿も(※写真の中にいらっしゃいます。ぜひ探してみてください)。大人から子供まで誰もが主役を演じながら、この晴れ舞台を思いっきり楽しむ表情が何とも印象的でした。

祭りのあと・・・
花火にも負けない城趾からの夜景でしばしの余韻


花火ばかりに気をとられ気がつかなかった米子城趾からの夜景。
花火見学のため何気なしに上がってきた方々の多くは、きっと「えっ、こんなにも夜景がキレイなの?」そう思ったに違いありません。
あなたの住む町にはこんな素晴らしい場所がまだまだ・・・。
会場となる米子港を見下ろしながらの贅沢な余韻の時間。
賑やかな夏のフィナーレはこうして終わりを告げたのです。


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