大山・山陰絵日記 「ほうき町で、ほうき星に願いを」 7月7日


ほうき星 = 伯耆町
七夕の夜、大山のステージで深まる愛?


七夕です。
ここ大山は夜ともなれば天然のプラネタリウム。
広い空と澄んだ空気で驚くほどにたくさんの星を数えることが可能です。
じっと空を眺めていると、どこですっと走る流れ星を見つけることも。
それだけに美しい星空がみなさんを迎えることでしょう。


「PHOTOSTAGE II」から一年
「ほうき星に願いを」はこの場所からはじまりました


昨年、多くの来場者で賑わった「植田正治写真美術館」
福山雅治写真展「PHOTOSTAGE II 〜出逢いの記憶〜」(2007年7月28日〜9月24日)が開催されたことが原因ですが、その際の取り組みの一貫として販売されたのが上記の写真にもある「ほうき星に願いを」(写真左上)の王国オリジナルグッズ。
(※星型のメッセージカードにお願い事を書いて、17748枚集まれば大山の神社で祈祷、その後はオブジェに。また付属のカエルフィギュアは、願いをエルという恋のお守り)

実はこのグッズにはキチンとした意図が隠されていて、それはこの写真美術館に大いに関係していているのです。

みなさん、植田正治先生の名前が付いた彗星があるのを知っていますか?
「UEDASHOJI17748」。これが彗星の名前です。
「さじアストロパーク」が歴史的な発見をした際、名づけられたのですが、その名付け親こそが何を隠そう福山雅治さん。
PHOTOSTAGEの2年前に開催された写真展「HOMAGE」では、彼がこの彗星の名が付いた曲を作り、世界的デザイナー・菊池武男さんがデザインした「限定オルゴール」(写真・右下)も販売。
星とは何かとつながりがあるのがこの伯耆町、大山という場所なのです。

ほうき星 = 伯耆町

今、水面下で我々も町と一緒にいろいろと進めてますが、
出雲・松江で縁結び。そしてご縁があった恋人たちが愛を育む場所が、ここ大山。なんてつながりが今後、当たり前のように語り継がれるかも。
実際、そんなストーリーが、PHOTOSTAGEやHOMAGEのサポートを私たちのもとに数多く届けられているのです。

この場所で写真を撮った後、結婚が決まったカップルが、式場で大山をバックに写る写真が披露されたり、付き合って間もないカップルの初旅行がここ大山だったり・・・
そうした時間もすべて写真美術館が、大山が取り持った仲。

ぜひそんなカップルが訪れる場所に。愛を育てる場所に。
そして地元のみなさんが“愛のキューピッド”になれるように、おもてなしの心で迎えたいものですね。

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