ホタルノヒカリ。
美しくも儚い、ゲンジボタルの命のともし火の季節がやってきましたね。
この光、実は子孫を残すための求愛行為。
こうしてわずか一週間ほどのわずかな命のなかでパートナーを見つけ、そして来年またその子供たちが自然のなかで暮らす我々に美しい光を届けてくるのです。
山陰には名所と言われるポイントは数々あれど、実はそれってほんの一部。我々の生活のごく身近で見つけることのできるホタルノヒカリ。
これってほんと恵まれているんだなぁと感じるとともに、この命のともし火を守れるように、我々人間も自然と向き合い、保全に努めなければなりません。
今回はとある穴場の名所にて。
神社の境内を囲むように舞う様や満天の星空とのコラボレーションで。
星空の下に舞うホタルはまるで星座の延長上、「ホタル座」とも表現したくなるほどの美しさ。まだまだ見ごろは続きます。
ぜひみなさんのお近くで、優しいホタルノヒカリ、見つけてみませんか?