「アートの聖地でデジタルマッピング」 4月25日

地元出身(鳥取県境港市)の写真家、故・植田正治氏は、世界的にも評価の高い写真界の巨匠。
この地を離れず、山陰の空や砂丘を背景にした作品、また被写体をオブジェのように配置した演出写真の数々は、ueda-choとして広く伝えられてきました。

そんな故・植田正治氏が生誕100年を迎える2013年、様々な彼の作品、世界観を表現・展示する「植田正治写真美術館」では、「植田正治生誕100周年 フォトフェスティバル」としてGW期間中様々なメモリアルイベントが予定され、大きな注目を集めています。

コンサートやシンポジウム、撮影地バスツアーに、ワークショップ「巨大写真を作ろう」など“写真すること”の素晴らしさ、アート性を伝える催しが目白押しのなか、多くの方に注目頂きたいイベントが5月4日の夜に開催される「水と光プロジェクト 野外映像投影イベント」
今や全国的にもムーブメントを巻き起こしている「プロジェクション・マッピング」

巨大な建物などに様々な技術を駆使したデジタル映像を投影するアートのことで、そんな話題の技術がここ植田正治写真美術館の斬新なフォルムをスクリーンに開催されることになったのです。

このイベント、実は3年前に開催され、ほとんど告知されていないにもかかわらず噂を聞きつけた数百人の人が参加し、クリエーター・ダニエルが描き出す世界観にただただ感動。
「その感動を再び」と待ち望む声が大きいなか、この生誕100周年の記念すべきタイミングで行われることが決定したのです。

しかも今回は3年前よりさらに進化。
単なる動きを取り入れたデジタル映像だけではなく、この場所で行う意味を製作者が考え、植田正治氏への尊敬の念を組み込んだueda-cho的な映像であったり、地元の写真家の四季の写真を活かした写真×デジタル映像とのコラボ作品であったりと盛りだくさんの内容にて実施。
実はその地元の写真家として参加させていただくのが、大山王国の写真を担当するカラッキーこと柄木孝志。
このために撮り下ろした作品もあるそうなのでぜひみなさま、当日をお楽しみにお待ちください。

こちらは先日行われたテスト投影の様子。
世界的建築家・高松伸氏設計による美術館のフォルムにあわせた映像は素晴らしいの一言。
本番にはさらに進化するとのことなので、ぜひみなさん、当日の夜はぜひ大山の夜に描き出されるデジタルアートに酔いしれてみませんか?

(イベント概要)
「水と光プロジェクト 野外映像投影イベント」概要
開催日時 2013年5月4日(土)19:00〜21:00
場所 植田正治写真美術館 屋外広場
入場料 無料
植田正治生誕100周年 フォトフェスティバル HP


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