奥出雲・亀嵩の東に聳える玉峰山の中腹に、こんな“宇宙的”な曲線で構成された巨石が鎮座していました。
“亀嵩”は松本清張の小説「砂の器」の舞台となった場所で、映画やドラマのロケ地になっており、一般的によく知られています。しかし、この地にこんな宇宙的な岩があることは、登山愛好家しか知らないようですね。
玉峰山は標高820mの花崗岩質の山で、山腹に多くの巨岩、奇岩、滝がありますが、岩山が少ないこのエリアでは特徴的かもしれません。。
この山は「出雲風土記」にも記載されている山で、かつては水晶原石が発掘されたことから、“玉”の峰というタイトルがついたということですが、さて・・・。この岩がもしかしたら“玉”だったかもしれない。インパクトのあるカタチを目前にすると、そんな思いになりました。