山間の街・根雨の旧出雲街道沿いに、ひそかに人気をよんでいるスポットがあります。それは“たたらの楽校〜根雨楽舎。静かな旧街道に面して建つ旧日野町公舎を活用しての楽舎で、「小さなたたら資料館」といった感じです。中には、たたらの歴史などを中心に、詳しい案内が掲示されています。
この取り組みは、奥日野地方で1920年頃まで行われてきたたたら製鉄を学ぶと共に、貴重な地場産業の功績を後世に残そうということで2008年度から着手されました。銘打って「奥日野∞たたらツーリズム」。10万点以上とも言われる近藤家の資料を核に地域への価値(財産)としての“たたら”を見直すとともに、新たな観光資源としての可能性を探るものでもあるようです。たたらの楽校は、この他にも日南町の大宮地区に「大宮楽舎」として設置してあります。こちらは、古(いにしえ)のブランド鋼「印賀鋼」のふるさと。
たたらの歴史を知ることは、地域の歴史を知ることでもあります。是非、多くの方に関心を持っていただき、たたらの楽校に訪れていただければと思います。
こちらのサイト↓で詳しい情報がゲットできます。ご覧ください。
http://tatara21.com/