ラベンダーフィールドを泳ぐように飛び回るハチ。
どうやらクマバチ（熊蜂）。偶然にも昨日のクマイチゴと“熊”繋がりになりました。
このラベンダーは、ニューアルオープンしたとっとり花回廊ハーブ園にありました。梅雨の晴れ間で柔らかな光に包まれ、清涼感のあるフィールドになっていました。このハーブ園は「花の薬箱」をテーマに、様々な薬の役割をする花（ハーブ）が集められています。↓のブログで、そのイロイロが紹介されています。
http://blog.zige.jp/piroporo/date/2010-06-26.html
http://blog.zige.jp/piroporo/date/2010-06-27.html

ところで、クマバチはラベンダーが咲くと必ず姿を見せる蜂です。体が大きく、羽音の印象が強烈なために獰猛な種類として思いがちですが、きわめて温厚な蜂です。ひたすら花を求めて飛び回り人間には関心を示さず、たとえ刺されても重症に至ることは少ないということで、安心して近寄ることができます。ということで、蜂と一緒になってラベンダーを楽しみましょう。

この蜂のトピックス・・・・・、大型の体とそれに見合わない小さな翅から、かつては「航空力学的に、飛べるはずのない形なのに飛べている」とされ、長年その飛行方法は大きな謎であったということ。「彼らは、飛べると信じているから飛べるのだ」という説が大真面目に論じられていたほどで、クマバチは「不可能を可能にする」象徴とされ、しばしば会社やスポーツチームのシンボルマークとして使われています。