大山の『金門』の間から見える峰『三鈷峰』。手前の丸い山は『宝珠山』。なにか深い意味がありそうだ・・・。

まず、金門。これは大山の中心的存在でもある大神山神社（かつては神仏混交で、大山寺の中心でもあった）への門で、ここに参道があったとか。名前の由来にはいろいろあるようですが、もっとも知られているには、禁止の門ということで、禁門。ここから上部には一般人は入ることを許されなかったとも。
また、この門は西を向いて開いていますが、西のことを「金」としていたことで西門→金門（古代中国に起源をもつ「陰陽五行思想」）という説も。
この金門は俗に「切り分け」ともいわれ、大山が山岳仏教の行場として開かれた所で、当時の遺跡もあり、切立つ崖が両岸に迫った景観は見事。

そして三鈷峰（さんこほう）。この由来は、想像の世界ですが・・・。
中世において大山寺は密教の修行道場でした。その中心的な役割をしていた中門院には「大日如来」を祀っていました。この大日如来の化身でもある「不動明王」が右手に持つのが“三鈷の剣”ということで、このあたりのつながりで“三鈷峰”なのでしょう。三鈷だけでなく独鈷・五鈷などは修法に欠かせない密教の法具で、インドの古代武器に由来し、密教の悟りを象徴しているといわれています。
ちなみに、大日如来は宇宙の真理を表すとされ、また宇宙そのものとされ、宇宙を神格化したもの。ここでは大山（弥山）そのものですね。

ところで、『大山寺』という寺は、明治の廃物毀釈まではかなりの規模の寺院で、◎「大日如来」を祀る大日堂（現本堂）のある中門院　◎「釈迦如来」を祀る釈迦堂（現在はありません）を中核とする南光院　◎「阿弥陀如来」を祀る常行堂（現阿弥陀堂）を中核とする西明院の三院がそれぞれ独自に機能しており、また、それぞれが代表を出して本体である『大山寺』を運営していました。しかし、明治に入ってから本堂を大神山神社に明け渡し、代わって、中門院の大日堂を本堂と改め、「大山寺」号も廃した為に衰亡の一途を辿るのみでした。そして明治３６年に「大山寺」号を回復し、現在に至っています。

そして宝珠山。これは地蔵菩薩の左手に持つ持ち物・宝珠。仏教において様々な霊験を表すとされる宝の珠のことで、「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味があります。
ちなみに大山寺の本尊は地蔵菩薩。
ということで、大日如来と地蔵菩薩の関係性を探ることが、大山を知ることにもなりそうです。

「風景は読むもの」という言葉もありますが、少しばかりトライしてみました。

２)米子−ソウル便と日韓ロ定期貨客船の組み合わせツアー企画　日韓の旅行会社がそれぞれ初めて　利用者の競合が課題の一つとされていた両路線が連携したもので、利用促進と共存につながる新しい取り組みとして注目(山中)・・・・・日本からは近畿日本ツーリストが１０月１６日から２泊３日の韓国ツアー企画。旅行代金は４万５千円ということ。無駄なくプランが組めそうですね。

３）日本一周クルーズ中の大型客船「ふじ丸」　境港に寄港　　浜田港までの体験クルーズ客２４７人を乗せて出港（日海）・・・・・客船での旅行が人気になっています。境港も、それに相応しい港にデザインできたらいいですね。
http://www.nc-cruise.co.jp/fujimaru.html

４)ＪＡ西部が大山寺で「畜魂祭」家畜に感謝し焼香　和牛肉の日（０９２９）の２９日に　畜産業の振興を祈願　２年前の全国和牛共進会をきっかけに（全）・・・・・立ち止まって、止観。感謝。も、必要でしょうか。０９２９もそんな日。
http://www.jats.jp/

５）大山のキノコ紹介　大山自然歴史館　１０月３日から企画展　１８日にはキノコ鑑定会も　西日本最大といわれるブナ林のある大山はキノコなども豊富（山中）・・・・・１０月上旬〜中旬の大山は“キノコウイーク”　気になるイベントです。
http://daisenrekishikan.pref.tottori.jp/

山陰中央新報  　 http://www.sanin-chuo.co.jp/　
日本海新聞    　 http://www.nnn.co.jp/
朝日新聞（鳥取） http://mytown.asahi.com/tottori/
朝日新聞（島根） http://mytown.asahi.com/shimane/　
読売新聞（鳥取） http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞（島根） http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞（鳥取） http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞（島根） http://mainichi.jp/area/shimane/
山陰放送ニュース http://bss.jp/news/index.html　
中海テレビ　　 　http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/