8/30 王国ニュースフラッシュ

晩夏の夕暮れ。日が沈んだ後の米子湾は深い深い茜色に染まります。
手前に浮かぶシルエットの島は萱島。その後方にうっすら山並みが見えていますが、これが“寝仏”とも表現される松江の和久羅山(わくらさん)と嵩山(だけさん)。
左側の和久羅山が「頭」で、隣の嵩山が「胸から下」に見える山で、島根県立自然公園に指定されています。

左側の和久羅山の標高は262メートル。頂上からは中海、宍道湖、出雲平野、そして中海越しに大山を望むことが出来る絶景の場所で、戦国時代には山城の羽倉山城(和久羅城とも記す)が築かれ、尼子氏と毛利氏の合戦でも重要な位置を占めたということです。

この風景は湊山公園の展望堤防から見えるなにげない海の景色ですが、神話の時代からの“歴史”を語ることのできるとっておきの歴史風景でもあります。


(ニュースフラッシュ)

1)隠岐ジェット便(伊丹-隠岐)今年も好調  搭乗率が昨年に引き続き目標の80%を超えることが確実 小型ジェット機MD81(163人乗り)が1日1往復 この実績を同便の就航継続、東京直行便の開設に・・・・・やはり夏の隠岐は大人気。それにしても80%超とは羨ましい搭乗率。大阪から簡単に行けたら“秘境感”が薄れるような気がします。このあたりはどうだろう。
http://www.e-oki.net/


2)出雲空港の上海チャーター便、本年度も民間主導の取り組みで運航へ  農協観光島根支店が上海航空の160人乗りの機材で10月に1往復便を運航・・・・・便利ではありますが、旅行費用はかなり割高になる? 関空、成田発のツアーはかなり安い。国内旅行と同レベル以下のものも。
http://www1.tour.ne.jp/search/tur/tur_lst.php/1/54/302/
 

3)「食のみやこ鳥取」戦略会議 ブランド化へ「加工」重要 アンテナショップ「民間組織と連携」柱に・・・・・戦略策定には時間がかかりそう。「加工」にはセンスのあるレシピが必要ですから。
http://www.nnn.co.jp/column/syasetu/070709.html


4)中海・森山堤防 開削架橋工事始まる 来年度完了 潮通し30年ぶり復活へ 総事業費は十数億円・・・・・60メートルの開削で規模は大きくありませんが、影響はかなり大きいことが予想されます。中海が蘇ることになればいいが。


5)鳥取県立博物館 ホームページに昆虫図鑑 バッタ、コオロギ、キリギリス、カマキリ 県内生息状況や特徴紹介 情報提供も呼び掛け・・・・・これまた面白いデータベース。
http://www.z-tic.or.jp/plib/museum/1105.pdf
http://www.z-tic.or.jp/plib/museum/1106.pdf
  


山陰の地方情報(詳細)はこちらで
山陰中央新報  
http://www.sanin-chuo.co.jp/
日本海新聞(主に鳥取県情報) http://www.nnn.co.jp/


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