昨日『NPO法人喜八プロジェクト』発足に向けての報告会が米子コンベンションセンター情報プラザで開催されました。
この取組みは、米子市出身の映画監督岡本喜八をオマージュするとともに、氏のスピリットをよりどころに“新たな創造活動を支援すること”を目的としたもので、地域活性化、地域住民とともに住みよいまちをつくることを目指すものというもの。
写真は故岡本喜八監督夫人で映画プロデューサーの岡本みね子様。監督の思い出、このプロジェクトへの想いなど、熱いお話に引き込まれてしまいました。
東京から米子出身の風刺漫画家・松村宏氏、ジャスミュージシャンの森下滋氏も駆けつけ、プロジェクトの広がりを、可能性を感じるものとなりました。
この報告会の中でフューチャーされたキーワードが、米子の方言「DARAZ(だらず)」 この言葉は岡本監督のスピリットであったにちがいない。ということで、生前付き合いのあった松村氏が岡本監督と喜八プロジェクトを次のように表現しました。なるほど・・・頷いてしましました。
「DARAZ(だらず)」が米子を変える!
(LOVE DARAZ! 〜KIHACHI OKAMOTO PROJECT〜)
DARAZとはドン・キホーテのようなヤツのことだ。愚か者、変人、ひねくれ者、不器用でブサイクな生き方しかできないが、一途に自分の信じた道を行く。映画監督岡本喜八はこよなくDARAZを愛した。DARAZを友とし、多くのDARAZを作品に描いた。
DARAZを愛せよ。そしてまた自分の中のDARAZを呼び起こせ。それこそがボクたちに残した最大で最高のメッセージだ。
※“だらず”とはアホとかバカとかいうことですが、上記のようなニュアンスも含む・・・ちょっと温もりのある米子弁です。
(ニュースフラッシュ)
1)境港市の水木しげるロード・妖怪神社に手水舎(てみずや)の役目を果たす「目玉おやじ清めの水」が誕生 茶わんの中に目玉を描いた球体(直径38センチ、約70キロ)が浮き、水の力でくるくる回る さい銭3年分ためて充てる・・・・・なにやら妖しげ。ウケル!でしょうね。
http://www.yo-kai.net/
2)出雲市の里見香奈女流初段(15才)が女流王将戦決勝へ 矢内理絵子女流名人を破り 女流王将戦は女流4大タイトル戦の一つ 4月3日に東京の将棋会館で清水市代女流王位と激突する・・・・・全国的な時の話題に。“出雲”のPRにも。
http://www.47news.jp/CI/200703/CI-20070319-4710792.html
3)JR米子駅 市が「南北一体化」基本計画概要を明らかに 線路超え105m通路 南口広場の駐車場断念 「構想」縮小し節約 事業着手の是非は未定 今後、この計画をたたき台に検討へ・・・・・一歩進んだ感じです。ハード事業はもちろんですが、米子の玄関口の“ソフト〜もてなしプログラム”にも構想を!
4)大山・桝水高原 観光リフト稼動 例年に比べ1ヶ月早く 雪解け大山の春を知ってもらおうとリフトの高さを下げて 片道の距離は499m 地面を間近に感じながら山野草や昆虫など楽しめるのが魅了・・・・・地面に近いところを通るため、植物の観察もできるリフト。もちろん目前には大山と下界の絶景も。こんなサブタイトルはどうだろう“大山自然観察リフト”とか“大山パノラマリフト”とか“ドラマチック大山リフト”とか。“観光”では、このリフトよさは伝わりにくい!?
http://www.houki-town.jp/p/2/1/7/
5)古代出雲歴史博物館 開館1週間 入館1万8385人 出だし好調 目標を上回る 年間パスポート会員は約4800人が入会(1500円という低料金が一因)駐車場ナンバー調査では7割が島根県・・・県外客誘致、ガイド機能の充実など課題も・・・・・凄い数ですね! まさに待望の“歴博”オープン。
http://www.izm.ed.jp/
6)米子空港 滑走路延長2年遅れ 2010年に供用開始 冬柴国交相が見通し示す JR境線関係の用地取得で困難な部分があり・・・・・ 具体的なスケジュールが示されると、イメージがしやすい。それまでに、なにをする!? なにができる?
http://www.pa.cgr.mlit.go.jp/sakai/miho/miho.html
山陰の地方情報(詳細)はこちらで
山陰中央新報 http://www.sanin-chuo.co.jp/
日本海新聞(主に鳥取県情報) http://www.nnn.co.jp/