冬型の気圧配置が緩み一転、青空の広がる暖かな小春日和になりました。
真っ青な空をバックに、ハウチワカエデが錦色に輝いていました。強烈なコントラストです。
大山では大変ポピュラーなカエデですが、葉が鳥の羽根で作った天狗の持つ団扇のようだということからこのように名付けられたということ。きっと、大山の烏天狗の必須アイテムだったのでしょう。
小春とは旧暦(陰暦)10月(神無月、ただし出雲地方は“神在月”)の異称のこと。寒波到来後の穏やかな日を“小春”と表現したことは、わかるような気がします。
ちなみに本日は旧暦(陰暦)で10月5日です。日頃は意識することがありませんが、山陰に住んでいると時々、陰暦を意識させられることもあります。“神在月”に代表されるように、古代出雲が息づいていますから。山陰は陰暦のリズムで暮らしたほうが相応しいかもしれませんね。
(ニュースフラッシュ)
1)山陰道・鳥取県内区間はすべて「必要性が高い路線」 国交省が発表した道路整備中期計画の素案 地域経済や住民生活への波及効果による偏差値は低く、道路の整備効果を高める地域内の工夫が必要・・・・・山陰道は10年以内の完成見込むということ。まだまだ先の話ですね。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=27651
2)中海圏観光周遊バス検討 溝口(島根)、平井(鳥取)県知事が合意 東京で会談 観光振興での連携を具体化するのが目的 観光施設の共通割引券の発行拡大や古代出雲文化圏としての一体化をPRなども話題に・・・・・どんな“かたち”になるのだろう。
3)韓国の旅行業者・マスコミ関係者 山陰観光地視察 ソウル便利用促進へ招待 山陰両県の官民でつくる山陰国際観光協議会が招く 冬場の搭乗率増加につながる考え・・・・・メディアの力は大きい。どんな記事になるのか、どんな旅行商品になるのか、知りたいですね。
http://www.yonago-seoul.com/
4)境港で今年も「酒造妖怪寄席」 粋人110人笑って酔って プロの話芸と新酒満喫 千代むすび酒造で 郷土料理をさかなに地酒を味わい 三遊亭鳳楽さんの落語楽しむ・・・・・なにやら楽しそうな酒造寄席。妖怪も喜びそう。
http://www.chukai.ne.jp/~sake88/
山陰の地方情報(詳細)はこちらで
山陰中央新報 http://www.sanin-chuo.co.jp/
日本海新聞(主に鳥取県情報) http://www.nnn.co.jp/