7/7-7/8 大山王国ニュースフラッシュ

梅雨の晴れ間の夕暮れ時、よみの国への鉄路が紅く染まりました。先日のことでした。
この鉄路がこんな色合いに染まって見える季節は、梅雨の時期だけ(夏至の前後10日間くらい)で、相当運が良くないと出遭うことができません。 鉄路の先端にある境港は、かつては島だった。約1300年前の出雲風土記では「夜見の島」と表現されていますが、これは当時、この地が「黄泉の国」とみなされていたことを示しているのでしょう。その理由については、想像するしかありません。が、海流や風のこと、出雲国府のあった場所、遺跡の分布などがわかってくると、その理由が見えてくるようにも思います。 妖しげな光を放つ鉄路ですが、この終点が妖怪の街になったのは偶然でなかったのは間違いがなさそうです。
ちなみに、正面のシルエットの尖山は「忠山」。山頂には山中鹿之助一族之塔が置かれています。ここには砦が築かれていたということで、悲劇の武将の足跡が鉄路の正面にそびえるのもなにかの縁なのかも。
今、山中鹿之介も描かれた小説「天の蛍」が話題になっていますが、これも偶然ではなさそうな気がします!?


7/7
1)外国人客4万1074人訪問 鳥取県内の観光施設(16施設)訪れたインバウンド客数 韓国トップ1万5830人 2位は台湾、3位は香港 外国人割引き制度を導入する施設の客数を初めてまとめる 韓国は円安ウオン高、台湾は岡山空港の定期便と米子空港チャーター便、 香港はチャーター便などが影響 外国人の多い施設は1位二十世紀梨記念館1万4117人、2位水木しげる記念館6987人、とっとり花回廊6322人(山中)・・・・・初めての集計ということですが、これが県内のインバウンドの指標になりますね。国レベルでインバウンドの目標年になっている2020年には、これがどんな数字になるか、想像してみようか!?
http://www.pref.tottori.lg.jp/kankousenryaku/

2)人気です!松江市の特産品の生産現場を訪ねる「産地体験ツアー」 味わえる魅力に満員続き バスの「レイクライン」を使っての日帰りの旅 東出雲町のかまぼこ生産工場、島根町のイワガキ養殖現場など 定員は各回20人 参加料は4千円〜6500円  官民でつくる「まつえ農水商工連携事業推進協議会」が主催 旅行会社も関心(山中)・・・・・これは面白い! 地域ならではの旬の食の現場に出かけ、体験と食を楽しむ。中海・宍道湖・大山圏域全体でできたら、いいですね!
http://www.matsue-renkei.jp/cgi-bin/rus7/event/view.cgi?d=106#c_106
http://www.matsue-renkei.jp/index.html
http://www.kankou-matsue.jp/

3)「老舗」閉鎖に衝撃 倉吉グンゼが11月に事業所閉鎖 大手下着メーカー・グンゼ(本社・大阪市)の関連会社 長年にわたって(1933年から)地元の雇用を支えてきたが、閉鎖にともない約70人の従業員は雇用先を失う 市など地元再雇用へ対応(日海)・・・・・まさに衝撃。変化していく時代に対応すること、可能であれば変化を事前にキャッチして対応していくことも地域経営に求められる。そんなことに、あらためて気付かされます。
http://www.gunze.co.jp/

4)出雲大社参道『神門通り』 広く・美しく 石畳の舗装 6月末終了 歩行者と車がお互い配慮して通行する道路構造「シェアド・スペース」も採用し、夏の観光シーズンを控え歩きやすさが格段に増した(日経)・・・・・“歩行者と車がお互い配慮”なんてファジーなところがいい。出雲大社は“和譲”精神の聖地ですから!?
http://www.izumo-kankou.gr.jp/2408

5)日野郡売れる化プロジェクト始動 日南、日野、江府3町の地域資源を磨いて商品化し、観光振興や地域活性化につなげる 3年後めどの観光商品創出 今秋には地域資源調査 日野郡広域交流促進協議会が県観光連盟と連携しワークショップ、講演会 マーケティングの極意は「地域資源(いいモノ)を観光資源(売れるモノ)に転換させるには、自らの地域の良いところと、他地域の違いを発見し、正しく伝えること」(山中)・・・・・「他地域の違いを発見し、正しく伝えること」とが大事ということ。これが出来るようになるには、どうすればいいだろう?
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=30657


7/8
1)イタリア・ミラノ国際博覧会(万博)で鳥取県イベント 地酒やスイカのし試飲・試食、「名探偵コナン」や「ゲゲゲの鬼太郎」のパフォーマンスで鳥取の魅力を世界に発信 平井知事も得意の語学力を活かしイタリア語でトップセールス 日本館で開かれた「和歌山県の日」のゲスト出演として鳥取県のステージが1時間設けられ、約100人が観覧(日海)・・・・・イタリア語で鳥取県をアピールとのこと。どんな内容だっただろう? イタリア人にとって鳥取県の印象は? 
http://expo2015.jp/

2)海藻米 学校給食に 中海の恵み(海藻を原料にした肥料を使い栽培)使い日野町で栽培 2学期から3000人分 境港市、日野町、生産者(松本洋一さん)が納入協定 海藻米はNPO法人「未来守りネットワーク」が中海に繁殖するオゴノリを中心にした海藻で作った肥料で栽培 海藻のミネラル分で食味がアップ 「日野川の上流と下流が連携することで、環境教育の充実につながる」と中村市長(全)・・・・・GOOD NEWS! 実は、日野と境港には歴史的にも深い繋がりがあります。「森里海の連環」を勉強する機会にもなればいいですね。
http://www.npo-sakimori.net/

3)島根県 60年時点推計の人口38万6000〜46万4000人 人口推定は、対策を立てる前提として実施 10年の71万7千人を起点に、社会減、自然減など条件で4パターンを試算(山中)・・・・・幅はありますが、50年後は半減の可能性もあるということ。厳しい推計だけれども、これが現実。

4)中海宍道湖大山圏域市長会 市長会版の総合戦略骨子 圏域人口60万人維持へ広域戦略 境港利用拡大や企業のインド進出支援、地域特性を生かした企業、研究機関の誘致、インバウンド観光を推進する広域観光ルートの形成や受け入れ基盤の整備、JR西日本などと連携した「山陰いいものマルシェ」の定期開催など連携事業盛るCCRC構想、移住者を呼び込むPR戦略も検討へ(全)・・・・・県境をまたいでの取り組みで、様々な障壁はあります。が、この圏域の踏ん張りなしには山陰は沈んでいく!? いつかは、ベルリンの壁のように障壁をぶっ壊すことになる!?
http://www.nakaumi.jp/

5)水流で中海の水質改善 米子湾に装置設置し検証 水流発生装置「ジェット・ストリーマー」2基 酸素が多い水を湖底近くの貧酸素層に流し込む仕組みで、今月から10月中旬まで効果を検証 湖底の水をかき混ぜ循環を促進し、アオコの増殖や植物性プランクトンによる赤潮の大量発生を抑制するなどの効果が期待できる(日海)・・・・・結果が楽しみです。透明度の高い米子湾が実現すれば、米子は変わることになる!?
http://ebismarine.com/jet/



日本海新聞     
http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報    http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送     http://bss.jp/news/index.html
中海テレビ    http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/


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