春の足音が近づいてきた。そんな想いになる、大地に花をつけるようなクロッカス。
そして、なぜかドングリ。不思議なツーショット。これも花回廊の春間近の風景です。太陽光があたると、まるで自らが光を放っているかのように輝きます。春の唄が聞こえてきそうな、そんな風景です。
クロッカスの原産地は地中海沿岸から小アジアですが、この野生種がオランダで品質改良されて、日本へは明治時代の初期に渡来したということ。今でもオランダは、花や球根の輸出国として知られていますが、当時から花の国だったことを、こんなところから確認出来ますね。クロッカスには神話（ギリシャ神話）や西欧の伝説のモチーフになってきました。きっと、大地に花を咲かすようなその咲き方に理由があるに違いない。と思います。ということで、花回廊に出かけてみませんか。