緑滴る(したたる)緑。そんな表現が似合う色合いになってきた大山北麓のミズナラの森。
梅雨を予感させるようなウェットな空気の中、落葉広葉樹の独特な緑がますます勢いを増しています。つい一月前に新芽を出したばかりなのに、もう盛りといってもいい。この緑葉達は大量の酸素を作りますが、一方、森の大地には膨大な数の動物も(節足動物だけでも、温帯の森林の落ち葉層や土壌中1uには、1万から100万もの数がいるといわれています)。動物たちは、この酸素を吸い二酸化炭素を放出しています。この森で実は酸素の需給バランスがとれているのだとも云われています。森のこと、自然のこと、地球のこと。もっともっと知りたくなります。