5/25−5/27 大山王国ニュースフラッシュ

文豪・井上靖が「天体の植民地」と表現した日南町。その中でも特上の清々しい風景です。
ここは印賀盆地とも云われる旧大宮村の水田風景。印賀鋼の発祥の地としても知られていますが、かつてたたら製鉄により最高の玉鋼を生産した地域です。もしかしたら、この盆地の多くはたたら製鉄の鉄穴流し(かんなながし)でできたのかもしれない…。地域の歴史を少しばかり知ると、そんな思いになります。周囲には新緑に包まれた里山(丘)、それを映し出す広大な水田、赤くさび付いたトタン屋根の建物達…うっとりするほど素敵な空間です。まさに、天体の植民地です。


今日のキーワード:「大山御幸」「米子駅前のホテル活況」「大山の裾野の食材を生かした料理」「農と食のフェスタinせいぶ」「やすぎダイレクトタクシー」「山陰いいものマルシェ」「大人達の社会見学」「麦秋」「天然水奥大山ブナの森工場」「まちづくり戦略本部」

5/25
1)御幸華やか 1300年の威厳 新緑の大山寺 春の例大祭 五穀豊穣や国家安寧を願って平安時代に始まった「御幸」 3年ぶりに行われる 厄年を中心に約100人が白装束でみこしを担ぎ、比叡山延暦寺で1200年以上燃え続けている「法灯」や僧兵、錦旗など総勢約160人が行進(全)・・・・・神輿「3基」の計画だったが、担ぎ手が足らず2基としたということですが、新緑の中での平安絵巻は華やか。まさに、開山1300年祭プレイヤーに華を添える。
http://www.daisen.jp/kanko/

2)米子駅前のホテル活況 15年の宿泊客 皆生温泉(49万人)上回る60万人 合わせると、年間100万人以上が泊まっている実態が分かる 米子市観光課が推計 稼働率などもとに算出 低価格重視のビジネス客は駅前のホテル、高級志向の観光客は皆生温泉という形で、多様なニーズに対応できている「宿泊拠点都市・米子」の存在感を高める考え(山中)・・・・・タイムリーに知ることが出来ると、さらにいいですね。隣の宿泊拠点・松江市の状況も併せてわかると圏域の状況が見えてくるに違いない。

3)大山豚ロース、境港マグロのかぶと焼きなど 大山開山1300年祭記念料理 米子で発表会 多彩な食材に関係者舌鼓 「大山をキーワードに、大山の裾野の食材を生かした料理」の数々を参加者が味わう(全)・・・・・大山の恵みの食文化。大きなムーブメントになるといいです。

4)「農と食のフェスタinせいぶ」 10月21,22日に開催 米フェスタなど食をテーマにする4イベントを同時開催 伯耆国「大山開山1300年祭」も積極的にPR 米子コンベンションセンター全館を会場に芸能大会やキャラクターショーなど 今年で4回目、昨年は約4万5千人来場(日海)・・・・・大山山麓の食をテーマの一大フェスティバル。全国から注目されるような企画、他にないようなアイデアを用意したい。
http://www.pref.tottori.lg.jp/240273.htm
 
5/26
1)米子空港→安来駅 直行タクシー7月運行へ(7/1-9/30)観光協会試行 半額負担し滞在時間増 移動便利に 移動時間は45分 バス・JR乗り継ぎより20分以上短縮 予約制の「やすぎダイレクトタクシー」(山中)・・・・・足立美術館の人気がこの取組みを牽引することに。利用には前日正午までの予約や、午後2時までに米子空港に到着する便の利用客などと制約がありますので、利用の際は注意が必要です。この試行を経てさらに便利なアクセス確保を是非!
http://www.yasugi-kankou.com/

2)「山陰いいものマルシェ」 米子や関西で開催 17年度事業 圏域内では9月18日に米子市角盤町の「える・もーる商店街」周辺で開く 首都圏やバイヤーの商談会も 山陰DCのプレイベントに合わせ、6月30−7月1日の両日、JR大阪駅、11月にはJR芦屋駅でも(山中)・・・・・米子高島屋周辺でのいいものマルシェ。中心市街地活性化に向けてのきっかけになればいいですね。大賑わいが活性化化学反応につながる。
http://sanin-iimono.jp/

3)米子城の築城の歴史や城郭構造学ぶ 米子城跡を巡る探宝会に40人 「市民が選んだよなごの宝八十八」(2010年発行)を生かそうとよなごの宝実行委員会が開く 戦国時代末期1591年に吉川広家が築城を始め、中村一忠により完成しや米子城の 専門家による推察が参加者を楽しませる(日海)・・・・・米子城に関心を寄せる市民が増えてきたようだ。徹底して「米子城プロジェクト」取組みたい。

4)米子市観光協会の「大人達の社会見学」 開始10年人気に勢い 企業も士気向上効果 普段はいれないJR米子駅の扇型車庫など 16年度は計2105人 4割は県外者(日海)・・・・・伸びしろは大きそうですね。
http://www.yonago-navi.jp/materials/experience/social-visit-adults/

5)ベトナム旅行会社 社員が県庁常駐 鳥取県がインバウンド戦略で HISの現地法人 県内の観光資源と同国の嗜好を合致させ、効果的な集客策につなげるのが狙い 滞在は7月中旬から2カ月間(日海)・・・・・次はベトナムか…。東南アジアの旅行熱は、経済の発展とともに右肩上がり。現地の情況を確認に出かけたいものです。

5/27
1)「麦秋」の季節 きらめく黄金色 松江市宍道町や出雲市、雲南市の麦畑で穂波が田園風景を鮮やかに染める 島根県内の16年度麦作面積は640ヘクタール 大麦は県外のビール工場、小麦は県内外の製粉、しょうゆメーカーへ出荷される(山中)・・・・・ホッとする麦秋風景。これも地域のウリになると思います。

2)サントリープロダクツ ミネラルウオーター工場「天然水奥大山ブナの森工場」(江府町御机)のライン増設工事完了 鉄骨平屋8600平方メートルの工場棟 主力のミネラルオーターに加え、炭酸水や風味付きの水も製造できる1ライン増す 生産能力は約1.7倍にアップ 年間2500万ケース(1ケースは550ミリリットル入り24本、または2リットル入り6本)出荷できる 総投資額は88億円(全)・・・・・ヨグリーナ、朝摘みオレンジなど人気のフレーバー飲料も生産ということ。見学者コースも刷新され、さながら大山天然水のテーマパーク、いや“ミュージアム”になったよう。大山開山1300年にも弾み。
http://www.suntory.co.jp/factory/okudaisen/

3)鳥取県の観光周遊バスツアー助成(県中部地震を受けて拡充) 想定大幅に上回る 地震の落ち込み食い止め 制度拡充以降に助成したバス台数は延1069台で想定より600台以上増 助成額を縮小した17年度も勢いが続く(日海)・・・・・16年度は宿泊の場合、1台あたり6万円、日帰り3万円。17年度は同4万円、2万円に縮小だが同期比で53%増ということ。このあたりの背景をきちんと承知しておきたい。

4)米子市 部局横断で政策推進 「まちづくり戦略本部」設立へ  10月1日をめどに 幹部が情報共有、連携強化を図り、進ちょく状況を管理(全)・・・・・言葉を変えると「魅力づくり」でしょうか。魅力を再編集、再構築して顕在化させたいですね。



日本海新聞     
http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報    http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送     http://bss.jp/news/index.html
中海テレビ    http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/




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