中海に浮かぶ小さな緑の島は「松島」。
西風の吹き、風波がたつ海面に不思議な色合い(抹茶色?)の孤島がありました。
対岸のラグーン状の陸地はは弓ヶ浜半島(彦名干拓地)、後方の少々霞んだ山は島根半島ですが、場所のイメージできますでしょうか?
松島周辺では鳥の姿を見ることが多いですが、調べてみると、カワウの繁殖地ということで、関係者には知られているようです。中海はカワウの山陰で唯一の繁殖地になっていますが、この松島はその中心的な存在のようですね。なにしろ、人も近づくことのないほとんど存在を忘れられた島でありますから・・・。
地元の人もほとんど意識がありませんが、中海は実は「多島海」。この松島の他に、萱島、沖俎岩、亀島、江島、大根島、弁慶島、弁天島、野島、小島、渡島、松島、夷島、京島、続島の14島があります。(今では陸続きになっている島も多いですが) 中海の島巡り、いつか挑戦してみたいものですね。