大山の西麓の朝の風景。ペパーミントカラーで統一された屋根の建物群が印象的。
後方の山々は伯耆町から南部町・日南町にかけての山々。谷間には霧が発生していますが、初冬の朝ならではの現象でもあります。・・・こんなやわらかな山並みを見ていると、こんな詩を思い出しました。
「山の彼方の空遠く 幸い住むと人のいう。ああ、われひとと尋(と)めゆきて、涙さしぐみかえりきぬ。山のあなたになお遠く幸い住むとひとの言う」 (カール・ブッセ作 上田 敏訳)
きっと山の彼方の空遠くには、幸い住む人が・・・。ちなみに、この山々の彼方此方でたたら製鉄が行われています。中心地と言ってもいい地域です。かつて、幸いに溢れていた地域なのかもしれませんね。